写真アプリ(Mac)からのプリント注文サービスを9月30日に終了

Appleは2002年から続けてきたMacからの写真プリント注文サービスを2018年9月30日に終了するとユーザーに伝えています。その代替手段としてサードパーティ製のアプリを紹介しており、写真アプリからのプリントサービスはその役割を終えたと判断したのでしょう。
iOSには搭載されず
写真のプリントサービスはMacの写真アプリ「iPhoto」から続いていました。しかしiOSとmacOSで写真アプリが統合された時、このプリントサービスはiOSでは提供されませんでした。プリントサービスはカレンダーやフォトブックも作製できるようになっていたのですが、これら機能はMacでの利用に限られていました。
iPhoneやMac内の写真は共有ボタンで簡単にSNSやクラウドにアップでき、またメールやメッセージで友人や家族、知人にすぐに送れるようになっています。iOS12では専用URLでの共有も可能になっており、こうした時代の変化も写真プリントサービスの終了に繋がったのでしょう。
代替サービスを紹介
Appleは写真のプリントサービスの終了に伴い、同様の機能を提供しているmacOSアプリを紹介しています。またiPhoneでもプリントの注文やフォトブックの作成ができるアプリやコンビニで写真プリントが可能なアプリが多数あり、プリントサービスをあえてOSに組み込む必要性が低くなっていたのも確かです。
なお写真のプリントサービスの申し込みは2018年9月30日までとなっています。最後に記念に注文するなら急いだ方がいいかもしれません。
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(KAZ)