iOS12ではiCloudのリンク経由で写真共有が可能に

    icloud photos

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    iOS12のベータ版をインストールしたユーザーが、写真アプリでの共有方法に小さな変化があったことを報告しています。これまでも写真アプリからは共有アルバムの共有、メール、メッセージ、各種SNSなどでの写真の共有が可能でした。これに加えてiOS12ではiCloudのアドレスへのリンクでの共有が可能になっています。

    縮小せずに共有可能

    写真アプリから共有したい写真を選択し、共有メニューから「リンクをコピー」を選べば、30日間有効の専用アドレスが生成されます。このアドレスをメールなどに貼り付ければ、送信時にはほとんどデータ通信量を使わずに写真を共有することが可能になります。そのため送信時に写真のファイルサイズを縮小する(画質を落とす)必要がなくなり、高画質な写真の共有が手軽にできるようになります。
     
    もちろんこの共有メニューを使うにはiCloud上に写真が保存されている必要があるのですが、Webブラウザさえあれば写真が閲覧できるので、より多くの人との共有が可能になります。またリンクで共有される写真には撮影日時、撮影デバイス、位置情報なども含まれており、SNSなどへのアップロードでは失われてしまう情報も共有することが可能です。
     
    icloud apple
     
    ただ、この共有(専用のリンク作成)でiCloud上に新たなストレージが必要なのか、それが有料部分の容量を消費するのかはまだわかっていません。いずれにせよ、iCloudのリンクで写真が共有できるようになることで、共有先のOSやSNSアカウントの有無などを気にする必要がなくなります。また不特定多数との写真共有にも便利な機能にもなるでしょう。iOS12の他の新機能と比較すれば小さな変化ですが、確実に便利になる改善だと考えられます。
     
     
    Source:iPhoneHacks
    (KAZ)

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