FBのMessenger、怪しいアカウントの詳細情報を知らせる新機能を実験中

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FacebookのメッセージアプリMessengerで、不明な怪しい連絡先からダイレクトメッセージを受け取った場合、そのアカウントについての情報を提供する新機能の実験を行っていることがわかりました。

大統領選で大問題となったSNSでの情報操作

前回の米大統領選挙では、FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)上で、大量の偽情報がばらまかれ、選挙動向が操作されたことがのちに発覚、社会的問題に発展しました。
 
調査により、偽の情報の多くがロシア発であったことが判明、大手SNSは偽アカウントの取り締まりを強化しています。
 
たとえばTwitterは昨年10月以来特に取り締まりを厳しくしており、5月と6月だけで7,000万を超えるアカウントを停止したことがわかっています。

不明な連絡先の詳細情報を表示する新機能


 
Motherboardによると、Messengerでは現在、不明な連絡先からダイレクトメッセージを受信した場合、そのアカウントがいつ作成されたもので、ログインに使用された電話番号がどこの国のものかなど、詳細な情報を提供してユーザーに注意喚起する、新機能の試運転を行っている模様です。
 
たとえば図の例では、メッセージの送信者はFacebookアカウントを持たないユーザーであり、最近作成されたばかりのMessengerアカウントを利用し、ロシアの電話番号でログインしていること、またFacebookの友人ではないことを示しています。
 
Facebookは、最大8,700万人のユーザー情報を不正流出させた件で社会的信用を失いました。今回の取り組みは、信頼回復のための努力の一端といえるでしょう。
 
 
Source:Motherboard
(lunatic)

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