App Storeのアプリダウンロードは7年間で1700億回超 消費支出14兆円

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アプリ市場分析会社のApp Annieは9日、2010年〜2018年におけるiOS App Storeの分析レポートを発表しました。

7年間のアプリ総ダウンロード数は1,700億回超え

App Storeは、2008年7月のリリースから今年で10周年を迎えました。
 
App Annieのレポートによると、2010年7月〜2017年12月におけるApp Storeのアプリダウンロード数は1,700億回超、総消費支出は1,300億ドル超(14兆円超)、2018年5月時点のアプリ総数は200万超で、そのうちの1万アプリは消費支出が100万ドル(約111億円)を超えています。

2010年と2018年の人気アプリを比較!

App Annieは、調査を始めた2010年から2018年までのアプリダウンロード数・消費支出ランキングトップ10を発表しています。
 
2010年と2018年における、非ゲーム系の人気アプリを比べてみましょう。
 
2010年の人気アプリ
 
2010年のダウンロード数トップは、「Talking Tom Cat」というエンターテインメントアプリでした。「Talking Tom Cat」は、スマホに向かって話しかけると猫のTomがオウム返しをするというものです。Tomが話している姿は録画することができ、撮影した動画はFacebookやYouTubeに投稿できるのが特徴です。
 
その他の人気アプリとしては、Skype、Twitter、FacebookといったSNS系アプリも上位にランクインしていました。
 
消費支出トップは、Microsoft Officeのファイルを表示・編集ができる「Documents To Go」でした。「Documents To Go」は、Google Playでもリリースされており、4,000万回以上のダウンロードを記録しています。
 
2018年の人気アプリ
 
2018年のダウンロード数トップは、中国の人気ショート動画アプリ「Tik Tok」でした。女子中高生など若者を中心に人気のアプリで、中国本土では1日あたりのユーザー数が1億5,000万人を突破しています。
 
消費支出トップは、オンラインストリーミングサービスの「Netflix」でした。「Netflix」は2017年12月時点で190カ国以上においてサービス展開をしており、2018年第1四半期末の契約者数は1億2,500万人となりました。
 
App Storeの詳細な分析データ、各年の人気アプリ等は、App Annieの「iOSレポート」から確認できます。
 
 
Source:App Annie
Photo:Apple
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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