ブロックチェーンスマホ「Finney」はデュアルスクリーンを搭載


 
スイス拠点のスタートアップ企業Sirin Labsは、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)によって約178.8億円の資金調達に成功し、仮想通貨Bitcoinの基礎技術である、ブロックチェーンに特化したスマートフォン開発に取りかかっていましたが、ついにデバイスの様相が明らかになりました。「Finney」は、ポップアップ式のデュアルスクリーン搭載となっています。

ブロックチェーンスマホはメッシも推薦?

Finney」は、最初のブロックチェーンスマートフォンと謳われており、アルゼンチン代表として知られるリオネル・メッシ選手も推薦しているとのことです。
 
AndroidフォークのSirin OSで動作し、Snapdragon 845システム・オン・チップ、6GBのRAM、128GBの拡張可能ストレージ、1,200万画素・F値1.8のリアカメラ、800万画素・F値2.2の自撮りカメラ搭載のFinneyの販売価格は、1,000ドル(約111,220円)となっています。6インチ・アスペクト比は18:9のディスプレイを搭載し、ベゼルとノッチも確認できます。バッテリー容量は3,280mAhです。
 

可動式デュアルスクリーンを搭載

「Finney」の最も特徴的な機能として、可動式のデュアルスクリーンが挙げられます。中国ベンダーOppoの新フラッグシップ機「Find X」のポップアップアップカメラを彷彿させる、デバイス上部がモーター駆動で持ち上がる仕組みとなっています。
 
デバイスを開発したSirin Labsはこのセカンドスクリーンについて、「冷えたウォレットを温める」と表現しています。
 

 
 
Source:The Verge
(lexi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

特集

目次