Vivo「Nex」のポップアップカメラの仕組みが分解で明らかに

    vivo nex

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    ノッチさえも取り払われた、すべてがスクリーンのVivoNex」は、デバイス上部側面で出し入れ可能なポップアップ自撮りカメラを搭載しています。MyFixGuideは「Nex」を分解し、その仕組みを明らかにしました。

    ポップアップカメラのモーターやスピーカーのバイブレーターが露わに

    2018年第1四半期時点で中国国内で第3位のシェアを誇っている中国ベンダーVivoは、デバイス正面のベゼル幅を極限までに小さくした新フラッグシップ機「Nex」を6月中旬に発表しました。ノッチの代わりにポップアップ自撮りカメラが搭載され、画面占有率91.24%に到達している「Nex」は、未来のスマホデザインを切り開く画期的なデバイスとなっていますが、分解により、主要機能の仕組みが明らかになりました。

    ポップアップ自撮りカメラ

    Vivo「Nex」の分解画像を見ると、ポップアップカメラの出し入れがどのように行われるのかを推測することができます。バネのようなものが写り込んでいますが、実際にカメラを押し上げるのは、その右のシルバーのスパイラル状の電気モーターです。小さい離散間隔で動き回転するモーターが使用されていますが、可動部分があるということは、故障しやすいことを意味します。
     
    Vivo NEX 分解
     
    Vivo NEX 分解
     
    Vivo NEX 分解

    画面全体が振動するディスプレイ内蔵スピーカー

    「Nex」の分解画像では、圧電型スピーカーシステムの部品も確認することができます。画面全体を振動させることで、通常のスマホにみられるイヤーピーススピーカーを置き換えることに成功しています。「Nex」のスピーカーは、Xiaomi Mi Mixに使用されているものと原理上は同じですが、アプローチが大きく異なるようです。
     
     
    Source:MyFixGuide via The Verge
    (lexi)

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