AppleサプライヤーのFoxconn、北アメリカ本部をミルウォーキーに開設


 
iPhoneの組み立て企業として知られる台湾のFoxconnは、米ウィスコンシン州ミルウォーキー北アメリカ本部を新たに開設したことがわかりました。

新たなビジネスモデルを模索か

Foxconnは「611ビル」と呼ばれる建物を購入し、不動産を所有していたNorthwestern Mutualから15日に正式に引き渡されました。オフィスビルは500人の従業員を収容するとみられており、”イノベーションセンター”なる施設も設置されるとのことです。Foxconnは米国内でLCDパネルを生産予定であり、その新たな使用用途を模索するスタートアップ企業の支援も行なわれるようです。
 
Foxconnは現在収益の約半分をAppleに依存しており、新たなビジネスモデルを模索しているといわれており、今回の動きもその一環とみられます。
 
Foxconnはウィスコンシン大学ミルウォーキー校とのパートナーシップも発表しており、エンジニアリングを専攻する学生を5人、マウント・プレザントの企業施設でインターンとして迎えるようです。その後、学生たちは台湾本社で2月に研究プロジェクトに従事する予定となっています。
 
昨年、Foxconnはウィスコンシン州に100億円規模のLCDパネル生産工場の開設予定を発表しました。当初3,000人が雇用されるとみられていましたが、従業員数は将来的に13,000人まで伸びる可能性があるとのことです。
 
 
Source:The Verge
Photo:Wikimedia Commons
(lexi)

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