Appleのマップアプリ、この1年でどこまで進化したのか

    シェアサイクル

    マップ
     
    AppleはiOS6から独自のマップアプリを提供しています。しかし当初は完成度が低く、とても使えたものではありませんでした。このマップアプリは絶え間無く改善と進化を続け、現在では一般的な利用において全く問題のないレベルに達しています。この1年でも多くの進化があったのですが、それをネットメディアAppleInsiderがまとめています。

    交通機関の案内

    日本ではiOS10から使えるようになったマップアプリ上での乗り換え案内ですが、世界的に見ると対応都市はまだ少ない状態です。しかしAppleはマップアプリ上で乗り換え案内が使える都市を順次拡充しています。
     
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    2017年1月にアメリカのヒューストン、2月にニューオリンズ、カナダのウィンザーとアメリカのデトロイトで交通機関の乗り換え案内が使えるようになったのに続き、フランスのパリ、シンガポール、オーストラリアのアデレード、オランダ、スペインのマドリード、ラスベガスとリノ、台湾、アイルランド、アラバマ州バーミンガム、アリゾナ州フェニックス、フロリダ州タンパなどにも対応を広げています。また2018年に入ってからもアリゾナ州、フロリダ州、ウェストバージニア州な内の都市で新たに乗り換え案内機能が使えるようになりました。

    屋内マップ

    屋内マップ
     
    空港や地下街、ショッピングモールなどの屋内地図がそのままAppleのマッププリで使える機能も拡充が続いています。日本ではまだ使える場所がないのですが、2017年10月以降、多くの都市で屋内マップが使えるようになっています。世界の主要空港で続々とマップアプリで屋内地図が使えるようになっているため、日本でも成田空港や羽田空港の屋内マップが登場するのも時間の問題かもしれません。

    シェアサイクルステーション掲載

    2017年4月にAppleはマップアプリ内にシェアサイクルステーションの掲載を始めました。シェアサイクル表示の対応都市は広がっており、日本でも「シェアサイクル」と検索すると周辺のサイクルステーションを探すことができるようになっています。これ以外にも日本では乗り換え案内で提示したルートの料金が端末内のSuicaの残高内に収まるかどうかも表示してくれます。
     
    シェアサイクル
     
    Googleマップがまだマップアプリでは頭一つ抜けた存在なのは間違いないですが、WWDCでWebサイトへの埋め込み機能を発表したAppleのマップアプリが地道に追い上げているのも事実です。
     
     
    Source:AppleInsider
    (KAZ)

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