次世代iPadは顔認証搭載、しかしノッチは非搭載、と主張するコンセプトデザイン

 
次世代iPadには、顔認証のFace IDが搭載されると予測されています。しかし、次世代iPadのコンセプトデザインを制作・公開した海外メディアは、「次世代iPadにノッチ（切り欠き）は不要だ」と主張しています。

著名アナリストが「次世代iPad ProはFace ID搭載」

昨年秋、Apple関連情報の正確さで定評があった元KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が「次世代iPad ProにFace IDが搭載される」との予測を発表したことから、次世代のiPad ProにもiPhone Xと同様、画面上部にノッチ（切り欠き）ができると噂されています。
 
しかしPhoneArenaは、次世代iPadのコンセプトデザインを制作・公開し、「次世代iPadにノッチは必要ないだろう」と述べています。
 

iPadの操作にベゼルは必要

PhoneArenaが、次世代iPadにノッチが不要と考える理由は、iPadの操作スタイルにあります。
 

 
iPadはiPhoneと違って、両手で持って操作することが多いため、ベゼルが極限まで薄くなると、手に持った時に誤操作の原因となってしまうので、ある程度のベゼルがあったほうが快適に使えるだろう、とPhoneArenaは主張します。
 

 
iPadがベゼルのあるデザインを採用するなら、Face IDに使うTrueDepthカメラはベゼルに内蔵することができ、画面に張り出したノッチは不要となります。

結局、ノッチのあるiPadが登場する？

とはいえ、やはりAppleは次世代iPadにノッチを搭載するだろう、とPhoneArenaは予測しています。
 

 
iPadシリーズの発売以来、画面上中央に表示されていた時計が、iOS12では画面左上に移動したことや、iOS12ではiPadにiPhone Xと同様のジェスチャ操作が導入されていることから、次世代のiPadシリーズには顔認証のFace IDが搭載されると予測されています。
 
また、iPadにiPhone Xとデザイン上の共通点を持たせることで、AppleはiPadを他社製品と差別化させたい意図があると考えられます。
 
 
Source:PhoneArena
(hato)