Xiaomi「Mi 8」はiPhone Xにうりふたつ!?

中国Xiaomiが、最新フラッグシップスマートフォン「Mi 8」を発表しました。ノッチの形、背面のデュアルカメラの配置などが「iPhone Xに酷似」していると話題になっています。
似ているのはノッチだけじゃない?
過去にもAppleとよく似た製品をリリースしてきたXiaomiですが、今回発表された6.21インチ有機EL(OLED)を搭載した「Mi 8」は、一見しただけではiPhone Xと見間違えるほどよく似ています。
米メディアMacRumorsはノッチ以外にも、iPhone Xとの類似点が複数あると指摘しています。
たとえば画面上部のステータスアイコンですが、携帯電話ネットワークの信号の強さを示すバー、Wi-Fi、バッテリー残量がノッチ右側の「耳」の部分に表示されるのは、iOS11と同じです。
またハイエンドモデルの「Mi 8 Explorer Edition」は、iPhone Xと同じ3D顔認証によるロック解除機能と、表情の動きによってアニメーション化できる文字(iPhone Xでいうアニ文字)を採用しています。
そして背面に縦に並んで配置されたデュアルカメラはデザインもiPhone Xそっくりです。
名前の付け方もAppleのマネとの指摘
MacRumorsは、Mi 8という名前の付け方も、Appleを意識しているのではないかと指摘しています。Mi 8の前モデルはMi 6ですが、Xiaomiは今年8周年を迎えるのを記念して、Mi 7ではなくMi 8と命名した、と説明しているからです。
AppleがiPhone発売10周年を記念して、iPhone9ではなくiPhone Xと命名したのは周知の事実です。
世界初のデュアルバンドGPS対応スマホ
Mi 8は、20メガピクセルのフロントカメラ、背面には各12メガピクセルのデュアルカメラを搭載。Xiaomiによれば世界初のL1とL5のデュアルバンドGPS対応により、より正確なナビゲーションが可能とのことです。
最新のSnapdragon 845チップセット搭載で、メモリは6GB、ストレージは3種類で、64GBモデルが2,699人民元(約45,800円)、128GBモデルが2,999人民元(約51,000円)、256GBモデルが3,299人民元(約56,000円)となっています。
背面が透明なMi 8 Explorer Edition

Mi 8 Explorer Edition
ハイエンドモデルのMi 8 Explorer Editionは、Androidスマホとしては初の3D顔認証を採用するとともに、ディスプレイに指紋センサーを一体化させ、指紋認証でもロック解除できるようになっています。
通常モデルのMi 8では背面にある指紋センサーをディスプレイ側に移動させることで、Mi 8 Explorer Editionは背面が透明で内部構造が見えるようになっています。同モデルは8GBのメモリと128GBのストレージの組み合わせのみで、価格は3,699人民元(約62,700円)です。
なおXiaomiは、5.88インチディスプレイ、Snapdragon 710を搭載した廉価版の「Mi 8 SE」も発表しています。