Apple、watchOS 4.3.1とtvOS 11.4をリリース

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Appleは現地時間5月29日、Apple Watch向けにwatchOS 4.3.1、Apple TV 4およびApple TV 4K向けにtvOS 11.4をリリースしました。

watchOS 4.3.1

watchOS 4.3.1ではバグ修正と機能向上が中心となっており、目立った新機能の追加はありません。
 
リリースノートによれば、一部ユーザーの間で起きていた、起動の際にAppleロゴが表示されたまま固まってしまう問題が、watchOS 4.3.1で修正されているようです。
 
watchOS4.3.1ではベータ版の段階から、古いwatchOSをサポートしなくなるとの警告が表示されるようになっていますが、いつの段階でwatchOS1向けの古いアプリが動作しなくなるのかはまだわかっていません。メディアなどの間では、次期バージョンのwatchOS5からという見方が主流です。

tvOS 11.4

tvOS 11.4は、同日公開されたiOS11.4と同じく、AirPlay 2機能を搭載しました。
 
tvOS 11.4へアップデートすると、iOS11.4を搭載したiPhoneおよびiPadの「ホーム」アプリに、ほかのHomeKitデバイスとともにApple TV 4とApple TV 4Kが表示されるようになりました。またホームアプリ上で、Apple TVで現在再生中のコンテンツが確認可能となっています。
 
また、iOS11.4搭載のiPhoneやiPadのSiriに呼びかけて、Apple TV(正確に言うとApple TVを接続したテレビのスピーカー)で音楽やPodcastを再生することもできます。Apple TVを複数の部屋に設置している場合は、すべての部屋で同じ音楽を流すことも、あるいは部屋ごとに違う音楽を再生することも可能です。HomePodやその他のAirPlay 2対応スピーカーでも同じ操作ができます。

 
 
Source:9to5Mac(1),(2)
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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