米スターバックス、iPadを使用して従業員の再教育プログラムを実施


     
    米ペンシルベニア州フィラデルフィアのスターバックスで、2人の黒人男性がビジネスパートナーと待ち合わせしていたところ、まだ飲み物を注文していなかったという理由だけで警察が呼ばれ、逮捕に至ってしまった事件を受けて、米スターバックスは米国内の8,000以上の店舗すべてを1日閉め、従業員に向けて人種差別に関する再教育プログラムを実施することを明らかにしました。

    再教育に使用されるのはiPad

    スターバックス8,000以上の店舗で17万5,000人が5月29日に受けるという再教育プログラムは、”指定のiPad”を用いて行なわれるとのことです。米メディアUSA Todayによると、iPad上でいくつかの動画が再生されるようです。スターバックスのウェブサイトに投稿された再教育プログラムを紹介する動画には、企業の創業者であり会長のハワード・シュルツ氏が語りかける映像がiPadで再生される様子が映っています。
     

     
    ソーシャルメディアの情報によれば、スターバックスはこの再教育プログラムのためだけに大量のiPadを購入したとされています。スターバックス従業員によると、29日のトレーニング日を控え、すでに2〜5台のiPadが店舗ごとに届けられているそうです。
     
    実際に何台のiPadをスターバックスが購入したかは明らかになっておらず、再教育プログラムが終わったあとも使用されるのかなどの詳細は不明のままです。
     
    スターバックスといえば先日、スタバモバイルアプリが米国ではApple Payよりも人気を誇っていると報じられたばかりです。
     
     
    Source:USA Today via AppleInsider
    (lexi)

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