Apple、新キャンパス候補地としてノースカロライナと北部バージニアを検討?

Appleが、Apple Parkに続く第2のキャンパスの候補地として、ノースカロライナ州と北部バージニアを検討していると報じられています。
Amazonも第2本社候補地として検討中
Appleは今年初め、アメリカ国内に新社屋を建設する計画を明らかにしました。入札は行わず、独自の調査によって候補地の絞り込みを行い、2018年末までに建設地を決定するとしています。
米メディアWashington Postは、Appleが北部バージニアに新キャンパスを建設する計画を検討中と伝えました。北部バージニアは、Amazonが今年1月に発表した、北米第2本社「HQ2」の候補20都市にも含まれています。
クックCEOの母校デューク大学などを中心とする研究公園
一方Triangle Business Journalは、Appleはノースカロライナ州中央部、リサーチ・トライアングル地域に位置する、リサーチ・トライアングル・パークを、新キャンパス候補地として検討していると報じました。
デューク大学、ノースカロライナ州立大学、ノースカロライナ大学チャペルヒル校が中心となるリサーチ・トライアングル・パークの約28平方キロの敷地内には、テクノロジー企業など200社以上が集結し、5万人以上が働いています。特にIBMは、同社として世界で2番めの規模となる拠点を同地に有しています。
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、去る5月13日に、母校であるデューク大学の卒業式で祝辞を述べていますが、その週末にノースカロライナ州知事のロイ・クーパー氏らと秘密裏に会談したと伝えられています。
Source:MacRumors,Washington Post,Triangle Business Journal
Photo:Wikimedia/Specious
(lunatic)