ポケモンGOのNiantic、プレーヤーの協力得て3D地図の構築を計画

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    ポケモンGOを運営するNianticのジョン・ハンケ最高経営責任者(CEO)が、プレーヤーのスマートフォンカメラで収集した画像をもとに、拡張現実(AR)技術を使った「ARマップ」と呼ばれる3D地図を作成する計画をReutersに明かしました。

    ゲームの世界がより魅力的に

    ジョン・ハンケCEOは、ユーザーのスマートフォンのカメラで捉えた画像を活用し、AR技術を使って新たなゲームの世界を構築する、「ARマップ」の計画をReutersに語っています。
     
    「ARマップ」によって、ゲームの世界に架空の建築物を出現させたり、画面内に他のユーザーを登場させることで、ゲームの世界がより魅力的になり、新たなソーシャルアクティビティが推進される、とハンケ氏は語っています。
     
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    「ARマップ」用データの収集は、最初は公園や広場といった公共の場所から開始される、とのことですが、「ARマップ」の発表時期や、対応予定アプリといった具体的情報は明かされていません。
     
    ハンケ氏は、「ARマップ」をサードパーティアプリの開発者にも開放し、世界的なビジネスへと展開させたい考えです。
     

    Googleマップ立ち上げを率いた地図の専門家、ハンケ氏

    ハンケCEOは、衛星写真から地図を構築するスタートアップKeyholeを創業し、同社がGoogleに買収された後は、Google マップやGoogle ストリートビュー、Google Earthの立ち上げを率いた、地図データのスペシャリストです。
     
    2017年12月には、ポケモンGOのiOSアプリがARKitに対応し、ポケモンの後ろに回り込む、見上げる、そっと近づく、などの操作が楽しめるようになっています。

     
    なお、ハンケ氏の古巣であるGoogleは先日、Google マップにARナビゲーション機能を追加することを発表しています。

     
     
    Source:Reuters
    Photo:YouTube(ポケモンGO)
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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