Qualcomm、Wear OSスマートウォッチの新チップを開発中か

現在すべての「Wear OS」デバイスに搭載されている、米チップメーカーQualcommのSnapdragon Wear 2100チップが、今年の秋に一新されることが明らかになりました。
時計としてのディスプレイはどうあるべきか?
「Wear OS」は、以前Android Wearとして知られていたスマートウォッチ専用OSです。Qualcommのシニア・ウェアラブル・ディレクター、パンカジ・ケディア氏によれば、Wear OSの新チップは2018年のホリデーシーズンに向けてフラッグシップ機とともにリリースされるとのことです。「妥協しないスマートウォッチ体験のために一からデザインされたものになる」と、ケディア氏は新チップについて述べています。さらに小型で、バッテリー駆動時間が長いデバイスが登場すると、米メディアThe Vergeは推測しています。
Qualcommは、常に画面がついた状態である「Always on Display」の、より効率的な動作に焦点を当てているようです。「スマートウォッチは何よりもまず時計であるゆえに、見た目が良く、スマートでないといけない。(ユーザーがデバイスを)見ているときも、見ていないときも良い見た目を維持する必要がある」と、ケディア氏はスマートウォッチのディスプレイがどうあるべきかについてコメントしています。「見ていないときに動きがないようではだめだ。見ていないときに白黒ではだめだ」と、同氏はディスプレイが退屈であってはならないことも強調しています。
Source:The Verge
Photo:Wareable
(lexi)