来年公開のiOS13にはiPadの機能強化が盛り込まれる?
来月に開催されるWWDCでは今年の秋に公開予定のiOS12の詳細が発表されると予想されています。しかし、すでにそのiOS12の次、iOS13に関する噂が出回り始めています。この噂によるとiOS13にはiPadをさらに便利にする機能が搭載されるようです。
ファイル、Split View、Apple Pencil
Bloombergのマーク・ガーマン記者がTwitterに投稿した情報によると、iOS13には”Yukon“というコードネームがつけられ、iPadをより便利に効率的に使うための機能が搭載される見込みとなっています。具体的にはファイルアプリが改善され、MacOSで使われているようなタブがアプリ内で使えるようになり、Split Viewで同じアプリを左右で開くことが可能になるとしています。
Somewhat. iOS 13 “Yukon” will have a big iPad-focused feature upgrade as well, including an updated Files app. some other things in the works are tabs in apps like in MacOS, same app side by side, Apple Pencil stuff. The home screen redesign is iPad focused.
— Mark Gurman (@markgurman) 2018年5月4日
またiPad 6thにも対応したApple Pencilにも改善が加えられるとしており、iOS13はiOS11に続いてiPadにとって大きな飛躍をもたらす存在になりそうです。iOS11ではドックやコントロールパネルが洗練され、iPadが一気に使いやすくなりました。iOS13ではこれが磨き上げられ、iPadをさらに便利にするOSになると見込まれます。
iOS 12は安定性向上がメインか
一方で今年の6月に開催されるWWDCで詳細が発表されると見込まれているiOS12は新たな機能を多数盛り込むよりも、安定性向上をメインにすると言われています。ただマーク・ガーマン記者はmacOS10.14とiOS12がクロスプラットフォームアプリのサポートを開始する可能性を指摘しています。
このクロスプラットフォームアプリについてはmacOS10.15、iOS13まで延期されたとの情報もあり、まだはっきりしませんが、マーク・ガーマン記者はAppleのソフトウェア関連の情報に精通しており、過去に正確な情報を提供してきた実績もあります。6月のWWDCではクロスプラットフォームアプリ関連の発表には注目が集まりそうです。
Source:MacRumors
(KAZ)