iPhone X、2018年第1四半期に世界で最も売れたスマホだった

iPhone X Apple公式

iPhone X Apple 公式
 
「予想よりも売れていない」と言われつつも、2018年第1四半期(1−3月)において世界で最も売れたスマートフォンは、AppleのiPhone Xであったことがわかりました。

出荷台数1,600万台でiPhone Xが首位に

高価格ゆえに売れ行き不調と言われるiPhone Xですが、調査会社Strategy Analyticsの調べによれば、同モデルは2018年第1四半期に1,600万台出荷され、競合他社のスマートフォンやiPhone8/8 Plusなどを抑え、出荷台数で堂々の1位であったことが判明しました。
 
Strategy Analyticsは、発売から3月末までに出荷されたiPhone Xの台数を約5,000万台、iPhone8/8 Plusをそれぞれ1,250万台、830万台と見積もっています。
 
Appleは先日行った四半期業績発表で、iPhone Xの売れ行きが好調であることを強調していました。

上位4位をiPhoneが独占

また1年前に発売されたiPhone7が、Xiaomi Redmi 5A(2017年10月発売)、Samsung Galaxy S9 Plus(2018年2月末発売)を抑えて4位にランク入りしています。つまりこの四半期のみを見ると、出荷台数上位6位のスマートフォンのうち、4位までをAppleのiPhoneが占めたことになります。
 
ただしGalaxy S9 Plusについては販売期間が1カ月しかなかったため、この順位に甘んじたと思われます。Strategy Analyticsは2018年第2四半期(4−6月)には、Galaxy S9 PlusがAndroidスマホでは出荷台数トップになると予想しています。
 
Strategy Analytics

 
 
Source:Strategy Analytics
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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