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初代iMac発表から5月6日で20周年!デザインの歩みを振り返る

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iMac History 9to5Mac
 
2018年5月6日で、初代「iMac」の発表からちょうど20周年となります。それまでのパソコンの常識を打ち破った初代iMacからのデザインの変遷を、米メディア9to5Macが取り上げているのでご紹介します。

1998年5月6日、世界に衝撃が走った

1998年5月6日に発表され、8月に発売が開始されたiMacは、半透明の本体色と愛嬌のある形状という、それまで四角いベージュ色の筐体だったパソコンの常識を覆すデザインで、世界に衝撃をもたらしました。
 
iMac
 
iMacの「i」には、複雑な周辺機器を接続せずに誰でも簡単にインターネットが使えるように、という願いが込められていました。
 
初代iMacをデザインするにあたり、現在Appleの最高デザイン責任者をつとめるジョナサン・アイブ氏は、1960年代のオリベッティ製タイプライターのような、レトロ感と未来っぽさの混在したデザインを意識したそうです。
 
Olivetti
 
初代のiMacには、シドニーのボンダイビーチから名付けられたボンダイブルーが採用されました。翌年の1999年には、キャンディカラーと呼ばれたタンジェリン、グレープ、ライム、ストロベリー、ブルーベリーの鮮やかな5色展開となりました。
 
iMacのカラーバリエーションをアピールする、当時のテレビCMがこちらです。
 

 

それから1年もしないうちに、本体サイズがやや小型化し、高性能スピーカーやスロットローディング式ディスクドライブを採用、スペシャルモデルにはグラファイトカラーが追加されました。
 
iMac カラーバリエーション
 
2001年には、「フラワーパウダー」「ブルーダルメシアン」と名付けられた、斬新な柄模様も追加されました。

2002年、ドームと液晶ディスプレイへ

2002年に、iMacのデザインは、ドーム型のベースから伸びた可動式アームに液晶ディスプレイが付いた、独特の形状へと刷新されます。
 
iMac G4
 
ジョナサン・アイブ氏が「重力に逆らっているようなデザイン」と語ったこのiMacは、ニューヨークの近代美術館(MoMA)に収蔵された10点のApple製品のひとつです。
 
MoMA iMac G4
 
アームで自由自在に動くディスプレイと、トレーローディング式のディスクドライブを「舌」に見立てた、コミカルなCMも放映されました。
 

2004年、液晶ディスプレイ一体型のiMac G5登場

2004年、iMacは液晶ディスプレイ一体型のiMac G5へと進化します。
 
iMac G5
 
発売当時、すでに世界中で大ヒットしていたiPodの名前を使った「From the creators of the iPod.」のキャッチコピーが掲げられ、公式イメージでもiPodとiMac G5が並んでいました。
 
2005年には筐体が薄型化、画面上部にiSightカメラを内蔵するリフレッシュが行われます。
 
その数カ月後には、Macシリーズとして初めて、iMacにIntel製プロセッサが搭載されることが発表され、外観は同じままモデルチェンジが施されました。

2007年、本体素材にアルミニウムを採用

2007年、本体の素材がポリカーボネート樹脂からアルミニウムとガラスへと変更されました。
 
iMac DELL
 
アルミニウム素材の採用で、プロユーザーからは「よりプロ向けな感じがする」と評価され、一般消費者にはハイエンドな高級モデルという印象を与えることができました。この反応にスティーブ・ジョブズ氏が手応えを感じたためか、その後、Macシリーズへのアルミニウム素材の採用が拡大しました。

2009年、ほぼ完全にアルミ&ガラス製に

2009年に発売されたiMacでは、本体はほぼ完全にアルミニウムとガラス製となり、現在のiMacにつながるデザインが採用されました。
 
iMac Pro Films
 
樹脂よりもリサイクルに向いているアルミニウムやガラスの多用は、環境保護を重視するAppleの姿勢の表れとも言えます。

2012年、本体周縁部の薄さは5mmに

2012年、アルミニウム製の本体がさらに薄くなりました。薄さわずか5mmという本体端の加工には、航空機用部品製造に用いられる手法が取り入れられました。
 
iMac
 
大容量で低価格のHDDと、高速なSSDのメリットをあわせ持つFusionDriveも採用されました。

2017年、プロの期待に応えるiMac Proが登場

2017年6月、Appleはプロカスタマー向けの製品として、iMac Proを発表しました。
 
iMac Pro
 
スペースグレーの筐体を持つiMac Proは、冷却システムの構造などが見直され、最高18コアのCPUを搭載、ワークステーション級の処理能力と、高いセキュリティ性能を誇ります。

オールインワンモデルとして歩み続けたiMac

20年前のiMacは、誰もが簡単にインターネットを使えるという特徴が支持されました。現在、そのポジションをiPadに譲ったiMacは、高精細な大型ディスプレイやハイスペックなCPUを搭載し、プロカスタマーの期待に応えるモデルとなっています。
 
Timeline_of_the_product_Apple_iMac
 
20年前から一貫して、ディスプレイと本体が一体型というスタイルを維持し続けているiMacは今後、どう進化していくのでしょうか。

 
 
Source:9to5Mac
Photo:Giulia Piccoli Trapletti, DensityDesign Research Lab, MoMA, Mass Made Soul
(hato)

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