MacBook Proのキーボードが打てなくなる不具合、リコールの署名運動に発展
MacBook Pro Late 2016から導入されたバタフライキーボードは、少しほこりが入っただけで打ち辛くなるなど、不具合が報告されていましたが、デザインに根本的に問題があるとして、リコールの署名運動が起こっていることが明らかになりました。
少しのほこりで打てなくなるのはデザインに欠陥があるから?
MacBook Pro Late 2016には、実用性に欠けるといわれるTouch Barや、32GBのRAMをサポートしていない点など、ユーザーから様々な不満の声が上がっていますが、最も重要な機能のひとつであるキーボードに根本的なデザイン上の問題があるとして、署名サイトChange.orgで製品のリコールを求める運動が起こっています。
先日、米メディアAppleInsiderがMacBook Pro Late 2016のバタフライキーボードは他のMacBook Proモデルに比べてキーボードの不具合が起こる可能性が2倍も高いことを公表したばかりです。少しのほこりがキーボードと本体の間に入り込むだけでキーが打てなくなる現象が多数報告されています。
Change.org上の署名ページでは、MacBook Pro Late 2016以降のすべてのMacbook Proのキーボードを正常に動作するものと取り替えることを求める内容が記載されており、デザイン上の欠陥は多くのユーザーに認知されているとしています。
署名欄に名を連ねている、業界観測筋のジェイソン・スネル氏は、「Appleがユーザーの問題に対して沈黙しているのは信じられない。もしこの問題が広く認知されたものであるとするならば、欠陥製品となるため、リコールされるべきだ」と、Appleが真摯に不具合に対応するよう求めています。
Source:Change.org via BGR
(lexi)