止まらないAppleのサービス事業の成長〜31%の収益増

    apple music

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    5月1日に行なわれたAppleの四半期ごとの業績報告で、同社のサービス事業がさらに伸びていることがわかりました。収益は前年同期比で31%増となる、91億9,000万ドル(約1兆8億円)に上った模様です。

    連続的に成長し続けるサービス事業

    Appleの数ある事業の中でも、連続的な成長を見せているのがサービス事業です。5月1日の2018年第2四半期(2018年1-3月)の収益は、前年同期の70億ドル(約7,680億円)から31%増となる91億9,000万ドルに達しており、12四半期連続で2ケタ成長した計算になります。アナリスト予測の85億ドル(約9,325億円)も上回っています。
     

    四半期ごとのサービス事業の収益


     
    「第2四半期はサービス事業にとってこれまでで最高の四半期だった」とAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は業績報告の中でコメントしました。「勢いは驚異的に強く続いている」と同氏は続けています。
     
    「App Store、Apple Music、iCloud、Apple Payなどのサービスから史上最高額の収益が得られた。これらすべてが実際に使われているデバイスのインストールベースの重要性、またお客様がApple製品を愛し、大切に思ってくださっていることを示している」とクックCEOはサービス事業の在り方について語りました。
     

    サービス事業の収益の対前年同期比での成長率


     
    Appleのサービス事業には、Apple Care、Apple Pay、iTunes、App Store、Apple Music、iCloudなどが含まれます。
     
    「サービス事業全体で、有料登録者数が2億7,000万人を超えた。過去1年間で1億人、90日間で3,000万人増えている」と、サービス事業の利用者の増加の度合いについてもクックCEOは述べました。
     
    Apple Payが数カ月以内にノルウェー、ポーランド、ウクライナでも事業拡大することが予測されており、Appleのサービス事業はこれからますます成長し続けそうです。
     
     
    Source:AppleInsider
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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