第1四半期のiPhone X売上シェア、iPhone8/8 Plusを下回る

iPhone X 公式画像

iphone x iphone8 iphone8 plus 比較
 
iPhone XのiPhone機種別売上に占める割合が、2017年第4四半期から2018年第1四半期にかけて縮小し、同四半期においてはiPhone8および8 Plusを下回っていたことがわかりました。

第4四半期からシェアを落としたiPhone X

調査会社CIRPが公開した、2018年第1四半期(1−3月)のアメリカにおけるiPhoneの機種別売上シェア調査報告書によると、iPhone Xのシェアは16%で、iPhone8の23%、iPhone8 Plusの21%を下回っています。iPhone8とiPhone8 Plusを合わせると44%となり、iPhone Xのほぼ3倍です。
 
CIRPによれば、2017年第4四半期(10−12月)におけるiPhone Xのシェアは20%で、2018年第1四半期にかけてシェアを4%落としたことになります。
 
一方2017年第4四半期のiPhone8とiPhone8 Plusを合わせたシェアは41%だったので、逆に3%シェアを増やしています。

旧モデルが売れ続けている

1年前の2017年第1四半期(2017年1−3月)の調査結果を見ると、当時の最新モデルだったiPhone7/7 Plusのシェアは70%近くに達しています。
 
それに比べ2018年第1四半期のiPhone8/8 Plus/Xの合計シェアは約60%にとどまっています。また同四半期においては、iPhone7/7 Plusが20%、iPhone6s/6s Plusが13%、iPhone SEが8%と旧モデルが売れ続けているのも、1年前とは大きく異なる点となっています。
 
米メディア9to5Macは、4月にiPhone8/8 Plusの(PRODUCT)REDモデルが発売されたことで、第2四半期(4−6月)のiPhone Xの売上シェアが、さらに下がる可能性があると指摘しています。
 
CIRP

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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