2018年のiPhoneは需要が低め?主要サプライヤーTSMCが売上目標を下方修正

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    Appleの主要サプライヤーの一つである台湾のチップメーカーTSMCは19日、iPhoneの需要が比較的低めと予測されることなどから、2018年の売上目標を下方修正しました。

    iPhoneの高価格化が原因か?

    「AppleはTSMCの売上の20%を占めるため、同社の売上の見通しから、iPhoneの需要が予測されていたものよりも低いことが伺える」と、英証券会社Atlantic Equitiesのアナリスト、ジェームズ・コードウェル氏はReutersにコメントしています。
     
    また、名前を伏せた関係者によれば、TSMCの売上目標の修正は、まさにAppleが原因であるとのことです。
     
    米国みずほ証券は、iPhone Xの需要は比較的弱く、iPhone8とiPhone8 Plusの売上台数は緩やかに下がっていると述べています。
     
    TSMCが売上目標を下方修正したとの報道を受けて、AppleのNasdaqでの株価は2.5%下落しています。
     
    また、Qualcomm、Intel、Qorvo、Skyworks Solutions、Broadcomなどの他のAppleサプライヤーの株価も2%〜5%下がったと伝えられています。
     
    「今秋のiPhone新モデルがサプライチェーンを動かし始めるまで、スマートフォン市場は弱いだろう」と、調査会社Elazar Advisorsのアナリスト、カイム・シーゲル氏はコメントしています。
     
     
    Source:Reuters via Gadgets 360
    Photo:Patently Apple
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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