ブラウザアプリ「Smooz」、人工知能が関連記事をおすすめする新機能

人気ブラウザアプリ「Smooz」のiOS版に、読んでいるWebページを人工知能(AI)が解析し、関連のある記事をお勧めする「記事推薦機能」が追加されました。
Webページの内容をAIが自動解析
Smoozの「記事推薦機能」は、現在読んでいるWebページの内容を自然言語解析し、キーワードやカテゴリからユーザーが関心を持ちそうな記事を提案する新機能です。
4月18日に配信されたアップデートを適用することで利用可能となります。なお、Android版や日本語以外のiOS版には今後、順次提供予定です。
また、今回のアップデートで、メニューをユーザーが自由にカスタマイズできる機能も追加されています。
Webページの「質の高さ」を判定、推薦順位に活用
TechCrunchによると、Smoozは数十万人の月間アクティブユーザーを持ち、1日に約300万ものWebページを読み込んでいるそうです。
Smoozはユーザーがページを読了したか、スクリーンショットを撮ったかなどの情報でWebページの「質の高さ」を判定しており、関連度が高いページを質の高い順に推薦するのに活用しているとのことです。
また、おすすめ記事の中に広告を表示することで、ビジネスとしてのSmoozの収益につながっています。
記事推薦機能を使ってみた!
筆者も、Smoozの「記事推薦機能」をiPhone Maniaの記事で試してみました。
Appleがシアトルで人工知能関係の研究拠点を拡大、という記事からは、「人工知能開発」のニュースや、Apple Watch、iPadなどApple関連のニュースが表示されました。
2016年にはApp Storeのベストアプリに選出
Smoozは、2016年にAppleのApp Storeスタッフが選ぶベストアプリに選出されるなど、使いやすさで人気のあるブラウザアプリです。
同アプリは、指の動きで直感的に操作できるジェスチャ操作や、ページを簡単に翻訳できる機能、ブックマークからまとめ記事を作れる機能など、ユーザー目線の機能を追加しながら進化を続けています。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:PR TIMES(アスツール), TechCrunch
(hato)