Appleティム・クックCEO、キング牧師暗殺から50年のバーミングハムを訪問
「I Have a Dream(私には夢がある)」で知られる演説を行なったキング牧師こと、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏は、米国でアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動したノーベル平和賞受賞者です。キング牧師の暗殺から50年が経ち、各地で追悼式典で行なわれる中、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)が、解放運動の拠点となった米アラバマ州バーミングハムを訪れました。
キング牧師がいなかったら我々はここまで来れなかった
バーミングハムを訪問したティム・クックCEOは、南部キリスト教指導者会議(SCLC)主催のシンボジウムで人権賞を授与されたあと、Appleが開発したプログラミング言語Swiftのカリキュラムが導入されたコミュニティ・カレッジの様子を見に行ったようです。
SCLSの式典でコメントを求められたクックCEOは、「今の状況に満足しているという人はこの部屋にはいないと思うが、ここまで来れたということを祝福したい。キング牧師がいなければここまで来れなかった」と述べました。
クックCEOは、自身のTwitterでもキング牧師に対する追悼の念を同氏の名言を引用しながらツイートしています。
「バーミングハムでキング牧師の人生を祝福することができ、光栄に思う。『そう遠くはない将来、愛と親交の星が我々国民のうえで燦然(さんぜん)ときらめくことをみなで願おうではないか』」
It’s an honor to be in Birmingham celebrating Dr. King’s life today. "Let us all hope that…in some not too distant tomorrow the radiant stars of love and brotherhood will shine over our great nation with all their scintillating beauty." pic.twitter.com/GN6T54hSqx
— Tim Cook (@tim_cook) April 4, 2018
Stiftプログラミング言語の宣伝も忘れない
クックCEOは、プログラミング言語Swiftでプログラミングの基礎を学ぶことができるAppleのカリキュラムが導入されたバーミングハムのコミュニティ・カレッジも訪れました。
アラバマ・コミュニティ・カレッジ(ACCS)のローソン・ステート・コミュニティ・カレッジを訪問したクックCEOは、iMacで作業に勤しむ学生を見て、感銘を受けたようです。
「ローソン・ステート・カレッジを訪れることができてよかった。アラバマのACCSは、同州でSwiftカリキュラムが導入された最初の学校であり、学生たちは世界に対して何ができるかを示すために新しいスキルを身につけている」
Great visit @LawsonStateCC. Alabama’s @ACCS_Education is the first to roll out the Swift Coding Curriculum statewide, and students here are learning new skills to show the world what’s possible. pic.twitter.com/3HQKuOOeGr
— Tim Cook (@tim_cook) April 4, 2018
Source:AppleInsider
(lexi)