Apple、運転中にARで「道路の先」を表示してくれる技術を開発か

Apple 自動運転 SUV

Apple 自動運転 SUV
 
地平線まで真っ直ぐな道が続いているならいざしらず、現実の道は曲がりくねっており、運転には細心の注意が必要です。しかし、障害物で視界が遮られている道を、拡張現実(AR)で表示してくれる技術があったならば、多くの不要な事故が避けられることでしょう。

急カーブも安心!

Appleが申請した特許は、あらかじめ3Dモデルを生成するARシステムで、運転中にARで3Dモデルを表示するような状況が想定されています。
 
具体的には、ドライバーが自分の視界で確認できる道路よりも、さらに先の道路を表示してくれるといった技術です。これによって、運転手はあらかじめ道路の形状を認知できるので、急なカーブにも余裕を持った対応が可能となります。
 
apple ar 自動運転
 
Appleは現在、自動運転システム(あるいは自動運転車そのもの)やARグラスの開発を行っているとされているだけに、こうした技術が実現する可能性はかなり高いと言えるでしょう。
 
事実、Appleが発表したARKitを用いて、カメラと「マップ」を組み合わせたアプリもすでに開発されています。最近では、Appleのテスト用自動運転車両も台数の急増が確認されており、数年以内をメドに自動車市場で何らかの形として登場することを期待したいですね。
 
 
Source:Cult of Mac
Photo:Twitter
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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