来週のイベントで発表の新9.7インチiPadはApple Pencil対応か

Apple Pencil

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現地時間3月27日にアメリカ・シカゴで開催されるイベントでの発表が見込まれる低価格版iPadでは、Apple Pencilが使えるようになるかも知れません。著名アナリストが予想しています。

新9.7インチiPadではApple Pencilが使える

これまでもApple関連の正確な情報を提供してきたKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、現地時間23日に投資家に向けて配布したメモのなかで、2017年における9.7インチiPadの売れ行きが好調だったために、iPadの出荷台数合計は4,380万台と、年初の業界予測3,500万台をはるかに上回ったと述べています。
 
そしてAppleは、この9.7インチiPadの勢いを後押しし、競合する低価格のAndroid搭載タブレットとの差別化を図るため、新しい9.7インチiPadをApple Pencilに対応させるとも記しています。クオ氏によれば、新9.7インチiPadの量産開始は2018年第2四半期(4−6月)とのことです。

招待状はApple Pencilで描かれている?

Appleは27日に、シカゴの公立学校でスペシャルイベント「Let’s take a field trip.」を開催しますが、あえて発表の場を学校にしたこと、またメディアに配布された招待状のイメージがApple Pencilで描かれたように見えることから、新しい低価格のiPad、Apple Pencilが発表されるのではないかと予測されています。
 
先日Bloombergは、イベントで発表されるハードウェアは低価格のiPadのみだと報じました。このiPadがApple Pencilに対応すると考えても、不自然ではないでしょう。

 
クオ氏は2018年に出荷されるiPadのうち、9.7インチモデルが70%以上を占めると予想しています。また同氏は、iPhone Xと同じくTrueDepthカメラを搭載した新しいiPad Proが、2018年第3四半期(7−9月)頃に出荷開始されるとの予測も明らかにしています。

 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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