AppleサプライヤーのDialog、部品供給は2020年まで確実か

dialog-semiconductor

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AppleのiPhoneにパワーマネジメント集積回路(PMIC)を供給する在英ドイツ企業Dialogは、独メディアに対し、少なくとも2020年のデバイスまでチップ設計の注文をAppleからすでに受けていることを明らかにしました。

Appleへの収益依存率が高いDialog

3日に公開されたEuro am Sonntag誌のインタビューの中で、Dialogのジャラル・バゲリ最高経営責任者(CEO)は、「今年の初めに、2019年と2020年に向けた多くのデバイスのチップ設計を受注した」と語りました。
 
Dialogの株価は、AppleがPMICの内製化に向けて動いているのではないかと投資家たちが懸念したことから、ここ1年間で半減しています。
 
昨年末発表された情報によると、Dialogは収益の7割以上をAppleに依存しており、Appleのサプライヤーから外されてしまうと、甚大なダメージを被ることが予測されます。
 
しかしながら昨年12月時点では、Dialogの2018年のサプライヤー取引は安定していると伝えられており、同社は現在、2019年のApple製品向けチップの設計に取りかかっているようです。
 
株価が半減したことで、買収されるリスクが生じたことに関しては、「特に心配はいらない」とバゲリCEOはコメントしています。
 
 
Source:Reuters
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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