ワイモバイル、料金プランをシンプルに。ユーザーの支払額は変わらず

ワイモバイル Y! mobile

ワイモバイル Y! mobile
 
ソフトバンクは、ワイモバイル(Y! mobile)の料金プランを6月利用分からシンプルに変更することを発表しました。競争激化に伴って複雑化した料金体系を見直し、すっきりした分かりやすい料金プランになります。

支払額は同じで料金プランをスッキリを

ワイモバイルは、割引との組み合わせでユーザーの支払額を引き下げている料金プランについて、6月利用分から割引分を最初から引き下げ、ユーザーの支払額は同じままで料金プランをスッキリさせます。
 
ワイモバイル Y! mobile 料金プラン 2018年6月
 
例えば、現在「スマホプランS」(基本料月額3,980円)に「スマホプラン割引」(月額1,000円引き)と「ワンキュッパ割」(加入翌月から12カ月間、月額1,000円引き)を組み合わせて、支払額が1,980円になっているとしましょう。
 
6月利用分からは、「スマホプランS」の基本料を1,000円引き下げて2,980円として、「スマホプラン割引」は廃止することでユーザーの支払額は同じまま、料金プランがシンプルに、分かりやすくなります。
 
ワイモバイル Y! mobile 料金プラン 2018年6月

「スマホプラン」のほかデータ通信プランも対象

対象となる料金プランは、通話とパケットがセットになった「スマホプラン(S/M/L)」のほか、モバイルWi-Fiルーター向けの「Pocket WiFIプラン」、データ通信に特化した「データプラン(S/L)」の各プランです。
 
いずれも、ユーザーの支払額が増えることはありません。一部の契約では、支払額が引き下げられる場合もあります。

格安SIMの競争激化で複雑化してきた料金プラン

格安SIM、格安スマホとして注目を集める各社間では、ユーザーを呼び込むための料金の引き下げ競争が激化しています。
 
支払額が下がるのはユーザーにとってはメリットがありますが、料金プランが多様化しキャンペーンとの組み合わせによって複雑化すると、分かりにくいという問題が生じます。
 
ワイモバイルの今回の変更のように、ユーザーが理解しやすい料金プランの普及が期待されます。

 
 
Source:ソフトバンク, ワイモバイル
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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