Facebook、「よくないね」ボタンを実験中

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    Facebookが、コメントに異議を唱えるボタンを試運転中であることがわかりました。

    感情を表す5つのボタンの追加

    Facebookが、コメントに異議を唱える「Downvote」ボタンの試験的導入を開始したことが明らかになりました。
     
    長らく「いいね!」ボタンのみで運用してきたFacebookが、「悲しいね」ボタンの導入を検討していると報じられたのが2015年9月でした。その後2015年10月から、「超いいね!」「うけるね」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」の感情を表す5つのボタンが段階的に追加され、2016年1月には日本語版にも実装されています。

    コメントを「問題あり」として報告

    これらのボタンはあくまで感情を示すものであり、書き手のコメントに異議を唱えるものではありません。しかし今回Facebookが実験している「Downvote」ボタン(便宜上、ここでは仮に「よくないね」とします)とは、書き込みについたコメントを、ユーザーが「問題あり」として報告できる機能です。
     
    「よくないね」ボタンを押すと、そのコメントが「敵意がある」「誤解を招く」「話題からずれている」のいずれかにあてはまるかどうかが表示されるので、該当項目を選択し、報告することができます。その後、そのコメントは「よくないね」ボタンを押したユーザーには表示されなくなります。
     

    ページ管理者に知らせるのが目的

    Facebookは「よくないね」ボタンについて、これは「dislike(むかつく)」という意味ではないとし、現時点では個人のページではなく一般公開されているページにのみ設定されており、アメリカのごく一部のユーザーだけが利用できると説明しています。
     
    また同ボタンの設置は、ページの管理者にコメントが不適切、反社会的、誤解を招く内容であることを知らせるのが目的とのことです。

     
     
    Source:CNBC
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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