Apple Musicの「編集長」にBillboardなどで経験豊富な人物が就任

Appleが、音楽誌Billboardなどメディア業界での経験豊富なアレックス・ゲイル氏を、Apple Musicの「編集長」として雇い入れた、と米メディアVarietyが報じています。
Apple MusicやiTunesに載る文章の編集長
アレックス・ゲイル氏は、Billboardのほか、Complex、XXLやVibeといったメディアでキャリアを積んだ人物です。
Apple Musicの「編集長」としてのゲイル氏の担当業務は、Apple MusicやiTunesに掲載される、作品紹介などのすべての文章に及びます。
ゲイル氏は、現地時間2月5日からAppleのロサンゼルスの拠点で勤務を開始しているとのことです。
Apple Musicの有料会員数は3,600万人を超える
Varietyは、Apple Musicの有料会員数が3,600万人を超えたことをAppleの広報担当者が認めた、とも報じています。
Apple Musicの有料会員数については、先日The Wall Street Journalがアメリカ国内での有料会員数が今年の夏にはSpotifyを上回るペースで増えている、と報じています。
新たな作品との出会いに重要な紹介文
Apple MusicやiTunesには、短いですが簡潔に作品の魅力を伝える紹介文がつけられています。
この紹介文が新たな作品を視聴するきっかけになる可能性を考えれば、Apple Musicのサービス全体の魅力を上げていくうえで欠かせない、重要な存在と言えます。
Apple Musicのオリジナル作品に注力
Appleは最近、Apple Musicでのオリジナル映像作品の配信に力を入れています。
すでに「Planet of the Apps」と「Carpool Karaoke」が配信されています。最近は、独自コメディ番組を発注したほか、宇宙を舞台にした新ドラマの制作を開始しているとも報じられています。
また、開発者と登録テスター向けにベータ2が公開中のiOS11.3では、Apple Musicのミュージックビデオ再生機能が強化されます。
Source:Variety
(hato)