iPhone X、2017年10−12月に世界主要市場で売れ行き3位以内に

    iPhone X A11 Bionic 公式

    iPhone X A11 Bionic 公式
     
    AppleのiPhone Xが、昨年第4四半期(10−12月)の世界主要市場におけるスマートフォン売れ行きランキングで、いずれの市場でも上位3位以内にランク入りしていたことが判明しました。

    主要市場で売れ行き上位3位内にランク入り

    調査会社Kantar Worldpanelの調べによれば、2017年第4四半期、世界の主要市場であるドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、中国都市部、オーストラリア、日本において、AppleのiPhone Xいずれの市場においても売上で上位3以内に入りました。
     
    KantarはiPhone Xが第4四半期にすべての主要地域、特に中国都市部で売れ筋上位3位に食い込んだことは、「高すぎる」ともいわれた価格戦略が間違っていなかったことを証明した、と述べています。
     
    欧州主要5カ国(ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン)では、Samsungが前年同期比で2.2%増の31.3%のシェアとなり、AppleそしてHuaweiを上回ったとKantarは報告しています。
     
    アメリカにおいては、2017年第4四半期もSamsungとAppleで70.8%のシェアを占めるという、2社独占の状況には変わりはないものの、一時期ほぼ市場から姿を消していたMotorolaが0.5%増の5.6%、Googleが1.0%増の2.8%とわずかながらシェアを伸ばしています。

    中国ではiOSシェアが二桁アップ

    モバイルOSのシェアでは、iPhone Xの売れ行き好調を受けて、中国でのiOSシェアが10.1%増と大幅に増えています。オーストラリア、日本でも増加、また欧州でも5カ国全体ではプラスとなっています。
     
    アメリカではiOSのシェアは0.5%減の43.9%となりましたが、Kantarによれば、iOSのロイヤリティは96%に達したとのことです。
     

     
     
    Source:Kantar Worldpanel via MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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