Siriは5億台以上のデバイスで活発に使われている

Appleは日本時間の23日夜にSiriを音声アシスタントとするスマートスピーカー「HomePod」の発売日程を正式に発表しました。その中で現在、Siriが5億台以上のデバイスで活発に使われていることを公表しています。
2017年6月から1.25億台増加
2018年1月時点でSiriが活発に使われているデバイスは5億台に達しましたが、この数字は2017年6月に発表された3億7,500万台から飛躍的に増加しています。この期間中にiPhone X、iPhone8/8 Plus、Apple TV 4K、Apple Watch Series 3などSiriが便利に使える多数のデバイスが登場しています。これもSiriがよく使われているデバイス数を増加させた大きな要因になっているのでしょう。
またSiriも進化しています。iOS10.3以降ではiCloud内の情報を個人を特定しない方法でAppleが収集してSiriの精度向上に役立てています。またAppleは昨年、Siriの機能の一部を構成していた音楽認識アプリShazamを開発する企業を買収し、Siriの音楽分野での機能向上を図っていると考えられています。
こうしたSiriの機能向上も、活発に使われているデバイス数の増加に貢献していることは間違いないでしょう。
HomePod発売でさらに拡大へ
このSiriとの会話で操作するのがHomePodです。HomePodの便利さ、快適さを左右するのがSiriの完成度といっても過言ではないでしょう。日本時間の本日未明にリリースされたiOS11.2.5でSiriがニュースの読み上げにも対応(アメリカ、イギリス、オーストラリアのみ)したように、HomePodの発売に合わせてライバルであるGoogle HomeやAmazon Echoの機能を意識した進化を遂げています。
今後もSiriの機能向上が継続していくことは確実であり、Siriが便利になればHomePodはもちろん、iPhoneやApple Watchもさらに便利な製品になるでしょう。そうなればSiriを利用するユーザーもさらに増えることになるでしょう。
Source:Appleinsider
(KAZ)