Uber、欧州司法の最高機関から「タクシー」と認定される

    Uber ロンドン

    Uber ロンドン
     
    ライドシェアリングサービス大手Uberの法的な位置づけに関して、欧州連合(EU)の司法裁判所の頂点に君臨する欧州司法裁判所は、「運送サービス」との判断を下しました。この決定によりUberは、一般的な運送会社と同じ規制の元でのサービス運営を強いられることになります。

    EUでの規制逃れに終止符

    これまでアプリを使用する配車サービスとして、規制逃れをしてきたUberですが、少なくともEU内では「タクシー」として法的に扱われるため、一般企業と同じように厳しい規制の順守が求められます。
     
    今回の欧州司法裁判所の決定は、不服申立てをすることが不可能とのことなので、Uberは同司法機関による「運送サービス」としての判断を受け入れ、今後のサービス展開を行なう必要があります。
     


     
    Uberは、イギリスのロンドンで営業許可が取り消されるなど、地方行政機関との衝突を続けてきましたが、ようやくひとつの節目を迎えたようです。
     
     
    Source:Bloomberg via The Verge
    Photo:Mark Warner/Flickr
    (lexi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次