Apple TVのAmazon プライム・ビデオアプリは公開直前?Appleのミスで判明
Appleは6月のWWDCで、Amazon プライム・ビデオアプリをApple TVに対応させると発表しました。その後、アプリの公開は何度か延期されたと言われていますが、Appleが漏らしてしまった情報によれば公開はすぐそこまで迫っているようです。
Appleのミスで判明
スペインの情報サイトAPPLESFELAは、Apple TVに対応したプライム・ビデオアプリの紹介が誤ってApp Storeに掲載されているのを発見したと報じました。またRedditにはiPhoneの日付を変えることで、App Storeに同じくプライム・ビデオアプリの紹介を表示させることが可能だったとの投稿が確認できます。
これらAppleのミスによって公開された情報は、既に修正されて確認できない状態になっていますが、Apple TV対応アプリが公開に向けて準備されていることが推察できます。
先週には同じくRedditに、プライム・ビデオアプリのテストを行っているAmazonの従業員からのリーク情報が掲載されたところでした。これに加えて今回のApp Storeでの準備が確認されたことで、Apple TV用のプライム・ビデオアプリは公開直前まで来ていると考えて良さそうです。Apple TVでAmazon プライム・ビデオを観たいというユーザーの長年の願いがもうすぐ叶いそうです。
Amazon、次はGoogleと対立
Amazonは自社サイトでのApple TVの販売を行わず、またApple TV向けにプライム・ビデオアプリを提供してきませんでした。両社の間にはApple TVとFire TVの競合問題や月額契約料金の分配率の問題があったとされ、長年対立状態にありました。それがようやく6月のWWDCでの発表で和解へと進んだことはユーザーとして素直に喜ばしいことです。
しかしAmazonは先日からGoogleとの対立に直面しています(CNET Japanの記事)。GoogleはFire TV向けに提供してきたYouTubeアプリを2018年1月1日に停止すると発表しました。この対立もAppleとの対立と同じ構図であり、GoogleのChromecastがAmazonで販売できないこと、Chromecastでプライム・ビデオが観られないことが原因となっています。AmazonはようやくAppleと和解直前までたどり着けそうなのに、次はGoogleとの対立に悩まされるのでしょうか。
Source:9to5Mac、APPLESFELA
(KAZ)