【レビュー】iPhone X向けケース「エアージャケット」クリアタイプ

iPhone X エアージャケット レビュー asm
 
パワーサポートが手がける人気ケースシリーズ「Air Jacket」(エアージャケット)に、iPhone X向け製品が発売されました。筆者は歴代iPhoneでもずっと同製品を利用していたので、今回もiPhone X用を自腹購入して試してみました。

エアジャケがiPhone X向けに新設計・新構造に

エアージャケット(通称エアジャケ)は、初代iPhoneから歴代iPhone用に発売されたケースのシリーズで、ケースを着けているとは思えない薄さと、iPhoneの構造に馴染むフィット感が特徴です。
 
iPhone X向け製品は、エアジャケらしい薄さとフィット感を備えているだけでなく、新設計と新構造を採用しています。iPhone X本体の背面とケースの間にわずかな空間を設けることで、ケース内でiPhoneが浮いたような状態になり、落下時などの衝撃軽減に効果を発揮するつくりです。
 
製品ラインアップは、表面に細かなキズがつきにくく、軽度のキズであれば自動復元する特殊加工を施した「クリア」「クリアブラック」と、表面にラバー塗装を施し、なめらかな触り心地と汚れを防ぐ効果をもつ「ラバーブラック」「クリアマット」の4種類で、この記事では「クリア」タイプを試したレポートをお送りします。

付属品はケース本体のみ

パッケージはこのようにシンプルで、iPhone Xの発売日と同じ11月3日に発売された製品ですので、他社製品のように「2017年のiPhone用」などではなく、「Air Jacket for iPhone X」と刻印されています。
 

 
背面にはケースの装着方法や利用上の注意点などが掲載されています。同梱物はケース本体のみです。
 

 

パワーサポート公式で購入すると正規品を判定できるビューアーが付属

 
エアージャケットシリーズもそうですが、人気のスマートフォンアクセサリ製品には必ずといっていいほど模倣品が存在します。模倣品は正規品よりも安価なのですが、パッケージや製品の見た目は似ていても性能や品質が異なります。こうした模造品と正規品を見分ける手段として、パワーサポートでは同社の公式サイトからの購入時にのみ、「真贋判定ビューアー」を同梱しています。
 

 
同社の製品では2012年9月発売以降の全商品に正規品証明シールを貼っており、真贋判定ビューアーを介して正規品証明シールを見ると、パワーサポートのロゴが浮かび上がる仕組みになっています。
 
「Air Jacket for iPhone X」の場合は、パッケージ裏面のバーコードの横にある銀色のシールが正規品証明シールです。
 

 
真贋判定ビューアーの判定窓越しに正規品証明シールを見ると、パワーサポートのロゴが表示されます。これが正規品の証しとなります。
 

iPhone X背面の美しさを維持しつつガラスパネルを保護

パッケージを開けて、ケースを取り出します。今回購入したのはクリアタイプですので、ラバー塗装は施されていませんが、軽微なキズであれば自動で修復する「セルフリペアコート」が施されています。
 

 

 
取り付けると、正面はこのようになります。ひと目見てケースが装着されているのがわかりますが、想像していたほど厚みはなく、ケースを持っても重くなったな、とは感じませんでした。
 

 
背面は、iPhone Xの美しいガラスパネルが隠れず、遠目に見るとケースを着けているのがわからないほどクリアな仕上がりです。カメラのレンズ部分だけくぼんでいて、ガラスパネル部分は充分に保護されています。
 

 
音量ボタン、ミュートスイッチは、ボタンの形に合わせて穴が開けられているので、問題なく操作できます。
 

 
サイドボタン(旧スリープ/電源ボタン)も同様に、ボタンに干渉しないよう穴が開けられています。
 

 
底の部分は、角とスピーカー部分がすっぽり覆われていますが、Lightningポートの部分だけ穴が空いています。
 

 
エアジャケファンにとっては、iPhone X用ケースも期待を裏切らない仕上がりになっていました。価格は「クリア」「クリアブラック」「ラバーブラック」「クリアマット」いずれも税込2,680円で、1,000円を切る製品も多いiPhoneケース製品のなかでは安価ではないですが、その分、歴代iPhone向けに製品を販売してきた確かな品質と性能の良さがあります。ケース選びに悩んでいる方は検討してみてはいかがでしょうか。
 
 
参考情報:パワーサポート
(asm)

 
 

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