Apple、独自のプログラミング言語学習カリキュラムを米国以外の教育機関でも導入開始

Apple プログラミング

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Appleは、米国外の20の教育機関でも独自のプログラミング言語学習カリキュラムの導入を開始することを発表しました。提携教育機関には、オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学、デンマークのMercantecなどが含まれるとのことです。

米大学ですでに導入済みのカリキュラム

Appleは2017-2018年度(今秋)から、独自のプログラミング言語学習カリキュラムである「Swiftでアプリ開発」を全米の30を超すコミュニティ・カレッジで導入しました。
 
Swiftは2014年にAppleにより公開され、瞬く間にトップランキングへの仲間入りを果たしたプログラミング言語で、「モダン、安全、書きやすくて読みやすい」とプログラマから高い評価を受けています。

独自カリキュラムを世界中に拡大

Appleの「Swiftでアプリ開発」カリキュラムは、オーストラリアのRMIT(ロイヤルメルボルン工科大学)、デンマークのMercantec、オランダのアーネム・ナイメーヘン高等専門学校、ニュージーランドのユニテック工科大学、イギリスのプリマス大学などで導入が開始されます。
 
Appleティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「1年前に発足したEveryone Can Code(誰でもプログラミングはできる)イニシアティブは、できるだけ多くの人々にプログラミング教育を提供することを目指している。Appleのカリキュラムは米国内の教育機関で非常に好評であることから、この度国際的に展開することになった」と語っています。
 
App StoreではiOSアプリは現在までに1,800億回以上ダウンロードされ、2008年のサービス開始以来700億ドル(約7.94兆円)もの収入をデベロッパにもたらしてきたといわれています。
 
 
Source:Apple
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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