2017年第3四半期にスマホ出荷台数が最も伸びたのは「Xiaomi」

Xioami

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スマートフォンの出荷台数は、2017年第3四半期世界全体で4億台に達しましたが、そのなかでも中国ベンダーのXiaomiが最も出荷台数を伸ばしたことがCounterpointの調査でわかりました。

中国とインドで凄まじい売上

2017年第3四半期、世界全体で4億台のスマートフォンが出荷されましたが、そのうち75%は10のトップ企業が占めています。
 
残りの25%は600のブランドがひしめき合うスマートフォン市場ですが、数ある企業のなかでも中国ベンダーのXiaomiが最も出荷台数を伸ばしていることが香港の市場調査会社であるCounterpointの調査で明らかになりました。
 
Xiaomiと始めとするVivo、Oppo、Huaweiの中国ブランド4社の成長には目を見張るものがあることは以前から指摘されていましたが、なかでもXiaomiは、2017年第3四半期に中国とインドで対前年比81%の出荷台数の成長を記録し、市場シェアの7%を占める2,800万台に達しています。

止まらない世界のスマホ市場の伸び

Counterpointの調査では、2017年第3四半期の世界のスマホ市場の成長は対前年比で5%でした。
 
「世界のスマホ市場は新興市場の伸びにより1桁台の成長が続く」とCounterpointのリサーチディレクターであるジェフ・フィールドハック氏は予測していますが、「差別化要因は低価格帯にあることが多かった」とも述べています。
 
同社リサーチアナリストのショブヒット・スリバスタバ氏は、「2017年第3四半期のトップ企業の成長は、国内市場よりも国際市場でみられた。そのため各企業は製品を高価格帯に位置づける努力をしている」と分析しています。
 
Appleの2017年第3四半期の出荷台数は対前年比で3%上昇し、4,670万台を記録しています。
 
 
Source:Gadgets 360
Photo:Jon Russell/Flickr
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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