世界にはiPhone Xの発売日前日に行列ができなかった店舗も存在する

Apple 心斎橋 取材 iPhone X

Apple 心斎橋 取材 iPhone X
 
AppleiPhone Xの発売は必ずしも世界中で熱気を持って迎えられたわけではありません。Apple製品取扱店の中には発売日の前日にも関わらずまったく行列ができなかった店舗も存在したことがCNETにより報告されています。

Apple製品取扱店では行列確認されず

ポルトガルのリスボンにあるApple製品取扱店GMS Store Chiadoでは、iPhone Xの発売を翌日に控えた2日の午後10時時点でいっさい行列は確認されませんでした。
 
iPhone Xの広告の目と鼻の先に男性が立っていましたが新作モデルには気にも留めていなかったようです。
 
店の前に折りたたみチェアを並べる人もいなければ、行列の順番を売る「並び屋」の姿も見えません。

在庫数はわずか10台

リスボンには公式のApple Storeは存在しません。しかしながら前述のGMS Store Chiadoは見かけはそれにそっくりで、スタッフは青の代わりに黒のシャツを身にまとっています。
 
CNETのリポーターがiPhone Xの発売日前日に店舗を取材したところ、店頭在庫はわずか10台しかないことが判明します。
 
行列ができると思うかとスタッフに質問したところ、間違いないという答えが返ってきました。

発売日には行列はできたのか?

発売日の朝9時44分ごろ、店舗の外に立つ人々が確認されました。しかしながらミーティングのために訪れたビジネスマンのような出で立ちで、Apple製品ファンのようには見えません。
 
9時52分、2人の白いTシャツを着た男性が現れ、店頭に並び始めました。
 
これがついに行列ができた瞬間でした。
 
その後、家族連れやカップルが集まってきます。
 
9時59分、開店となり、10数人が店舗内へと吸い込まれていきました。iPhone Xを手にとって触りたい人たちのグループが自然にでき、順番に触れています。
 
リポーターがiPhone Xを触り終わったあと、すでに20数名が店舗内にいましたが、すべての人がiPhone Xに興味があったわけではないようです。
 
午後7時30分、再び店舗を訪れましたがお祭り騒ぎは起こっておらず、いつもと変わらない一日が続いていました。
 
店頭在庫の10台は完売した模様ですが、今後の在庫確保の日程は未定になっているとスタッフは語りました。
 
 
Source:CNET
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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