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Appleは、米大手通信会社のAT&T、Googleを運営するAlphabetとタッグを組み、ハリケーン被災地のプエルトリコで風船を使ったLTE網の構築を行なっています。
Googleを運営するAlphabetは、Project Loonという、通信インフラを設置するのが難しい山岳地帯や被災地などに風船を飛ばしてLTE網を構築する実験を行なっています。
一つの風船あたり半径40kmをカバーすることができ、上空で方向の異なる気流に随時切り替えることで一定の地域に通信網を継続的に提供することができます。
AppleはTechCrunchに対して以下のコメントを発表しています。
AT&Tと協力し、ハリケーン「マリア」からの復興を目指すプエルトリコのiPhoneユーザーのために通信サービスを提供しています。Appleエンジニアが導入した特別なキャリア設定アップデートは、Wi-Fiもしくはセルラー通信に接続すると自動でダウンロードされ、iPhone5c以降の機種かつiOS10以上でAT&Tのネットワークが使用可能になり、大切な人にコンタクトすることができます。
Source:TechCrunch, Project Loon
Photo:The Team at X
(lexi)
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