iOS11 マップアプリにマイアミ国際空港など8空港のインドアマップが追加

iOS11からマップアプリに新機能として追加された、室内でも位置情報が取得できるインドアマップ機能ですが、マイアミ国際空港など米国内の8の空港が新たに仲間入りしました。
GPSは通常屋外のみで使用可能
室内で位置情報を取得したい場合、基本的に屋外のみでの使用に限られるGPSは頼りになりません。
そこでAppleは、Wi-Fiシグナルを用いた室内でのマッピング技術に目をつけ、2013年に専門企業の買収を行なうなど、着々と準備を進めてきました。
iOS11で静かに導入されたインドアマップ機能は、空港内のフロア間移動にも対応し、階が変わると自動的に新しい地図を読み込んでくれます。
米国内の8空港が新たに追加
iOS11のインドアマップは、これまでノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港とフィラデルフィア国際空港のみで使用可能でした。
今回のアップデートでは、オークランド国際空港(OAK)、マイアミ国際空港(MIA)、ミネアポリス・セントポール国際空港(MSP)、ボルチモア・ワシントン国際空港(BWI)、ポートランド国際空港(PDX)、ラスベガスのマッカラン国際空港(LAS)、シカゴ・オヘア国際空港(ORD)、シカゴ・ミッドウェー国際空港(MDW)の8つの米国内の空港が新たに仲間入りしました。
今後世界中の26の空港が追加予定
Appleの今年のWWDCデベロッパカンファレスでの発表によると、今後世界の主要都市の26の空港のインドアマップがマップアプリに追加されるとのことです。
都市と空港のリストは以下の通りとなっています。
Source:Ars Technica
(lexi)