折りたためるスマホ「Galaxy X」の登場はSamsungも認めている

    project-valley サムスン

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    ホームボタンを消失させ、顔認証(Face ID)を採用したiPhone XがAppleの「真打ち」ならば、ライバルのSamsungも次世代スマートフォンを出さないわけにはいかないでしょう。折りたたみスマートフォン「Galaxy X」の全体像がだんだんと明らかになってきました。

    認証機関に登録される

    2015年以来「もうすぐ出る」と言われ続けながら、一向に現実とならなかった「Galaxy X」ですが、先日韓国の認証機関にそれらしきスマートフォンが登録されたのを皮切りに、一挙に期待が高まってきました。
     
    事実、9月初頭にはSamsungモバイル通信事業の代表であるコウ・ドンジン氏が、「折りたたみ携帯」を開発していることをBloombergに対して認め、「2018年にはきっと発売する」と明言しています。

    スマートフォンのあり方を変えてしまう

    ここ最近は、ベゼルレスデザインの有機EL(OLED)ディスプレイと言えばiPhone Xですが、何年も前からOLEDを採用してきたSamsungには一日の長があります。しかも、今回のGalaxy Xは、OLEDを採用するだけでなく、折りたたみ可能という特長をも兼ね備えています。
     
    OLEDはバックライトが必要ないという利点を持つため、折りたたんだり、巻物のように巻いてしまったりすることも技術的には可能です。そのため、大きなディスプレイを有しながら、コンパクトに持ち歩くこともできるようになる、と考えられています。
     
    したがって、Galaxy Xを半分に折りたたむことが可能となれば、用途に応じてディスレイサイズを変更するというスタイルが、ユーザーの間で一般的なものとなるでしょう。まさにスマートフォンのあり方を変える、ゲームチェンジャーとなる可能性を秘めています。

    2018年のいつ登場する?

    2018年に発売されるとは言われているものの、実際に2018年のどのタイミングで登場するかは分かっていません。
     
    Samsungとしては、フラッグシップモデルであるGalaxy S9と売り上げを奪い合いたくはないはずなので、年明けになるのではないか、とForbesは見ています。年後半になると、今度はGalaxy Note 9の登場が控えています。
     
    ただし、以前Galaxy S6 Plusシリーズの後継機として出るのではないかと言われていたように、もしかすると、Galaxy Sシリーズとして登場する可能性もあります。
     
     
    Source:Forbes
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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