【iOS11】ARで数独を一瞬にして解くことができるiPhoneアプリが登場

iPhoneのカメラをかざすだけでどんなに難しい数独も一瞬で解けてしまう、そんな素晴らしく興ざめなARアプリもARKitと機械学習の組み合わせで作ることができます。
Magic Sudokuはカメラをマス目にかざすだけ
iOS11で動作するARアプリMagic Sudokuの使い方は簡単で、アプリを開いて照準を数独のマス目に合わせるだけで数独の答えが浮かび上がってきます。
アプリ開発者のブラッド・ドワイヤー氏(@braddwyer)がTwitterで投稿したMagic Sudokuのデモはこちらです。
Just submitted our 1st #madewitharkit app for iOS11! @magicsudokuapp solves Sudokus using #CoreML, #Vision & #ARKit. https://t.co/UxFpA4fMHT pic.twitter.com/PFeXfHdwmQ
— Brad Dwyer (@braddwyer) September 19, 2017
今のところまったく解かれていない、手つかず状態のパズルでしかアプリは使用できないとのことですが、これからのアップデートで途中からでも答えが見られるよう改善される可能性はあります。
また、パソコンのモニター上ではうまく動作しないとの報告があるそうですが、おそらく斜面を認識することの難しさが原因なのではないかと言われています。
開発は、Appleが提供している、機械学習のためのソフトウェアフレームワークCoreMLと、画像解析ソフトウェアであるVisionを用いて行なったと開発者のドワイヤー氏は語っています。
アプリは、iOS11がインストールされたiPhone6S以降のモデルや、9.7インチiPadで問題なく動作するとのことです。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Source:The Verge
Photo:Magic Sudoku
(lexi)