サードパーティー製の激安充電ケーブルには要注意!過去には死亡事故も

    充電ケーブル アクセサリー 発火 爆発 iphone

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    定期的にメディアを騒がせるスマートフォンの爆発ですが、Galaxy Note 7のような例外を除けば、大まかに分けて原因は2つに収斂します。1つはリチウムイオンバッテリーに過度な圧力がかかることによるもの、そしてもう1つがサードパーティー製のアクセサリーを使用したことによるものです。イギリスに住む16歳の少女のもとに起きた火災は、まさに後者の典型例でした。

    一度目の使用で発火

    導線がむき出しになった充電ケーブルならともかく、まさか初めて購入した製品がいきなり燃えだすとは、さすがに予測がつきません。イギリスのPoundland(1ポンド=約140円で商品を購入できるチェーンストア。日本でいう100円ショップのような位置づけ)で購入したケーブルでiPhoneの充電を開始すると、クロエ・ムーアさんの膝でケーブルが炎に包まれたそうです。
     
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    「挿し込んだ途端、まるでプラスチックが溶けたような異臭がしたわ」と、ムーアさんは当時を振り返ります。「その後すぐに煙が出て、携帯に挿し込んでた金属の部分が燃えだしたの。叫んで床に投げ出して、電源を切ってプラグを引っこ抜いたわ。火傷を負わなくて本当にラッキーだった」。彼女によれば、iPhoneも無事だったそうです。

    安物買いの銭失い、どころじゃない

    ムーアさんが「これまで沢山の安い充電ケーブルを購入してきたけど、全部問題なかったわ」と話すとおり、今回の事件は運が悪かっただけかも知れません。しかし、サードパーティー製品の使用が原因で火事に至るという事故は定期的に世界中で発生しており、過去には充電中に感電死して死亡したケースも関連性が疑われています。
     
    また、取材に対して「私達のケーブルは最高の基準で作られている」とPoundland側が胸を張るとおり、今回のアクセサリーは正式な認証を通過したものだったそうですが、非認証の充電器やケーブルの場合は、給電電圧の不安定性からiPhone内部のチップが損傷したり、充電回路にダメージが蓄積されたりとするという報告が挙がっています。
     
    なお、認証されたアクセサリーとされていても、実際は9割が偽物だったという調査もあり、ムーアさんは今回の事故をきっかけに「安い電化製品を購入することの危険性をみんなに知らしめたい」と話しています。
     
     
    Source:Mirror
    (kihachi)

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