Apple、LAの有名映画スタジオのリース、有名女優出演ドラマ購入に関心

    The_Culver_Studios

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    Appleが、ロサンゼルスのカルバーシティにある有名スタジオのリース、有名女優が出演するドラマの放映権購入など、コンテンツ事業の拡大を目指しているようです。

    カルバーシティの有名スタジオに興味?

    Financial Timesによれば、Appleは「風と共に去りぬ」「マトリックス」などの有名映画が撮影された「The Culver Studios」を借り、コンテンツ制作部門の拠点とすることを検討している模様です。
     
    同スタジオはソニー・ピクチャーズ、また現在はApple傘下となったBeatsのオフィスに近く、また当然ながらハリウッドにも近いため、ここを拠点とすれば、コンテンツ制作に必要な人材も確保しやすくなるといわれています。

    有名女優出演のドラマ放映権を狙う

    またAppleは、テレビドラマシリーズ「フレンズ」で一躍有名となったジェニファー・アニストン、「キューティ・ブロンド」シリーズのリース・ウィザースプーンが主演する、新作ドラマの放映権購入にも関心を示していると、Financial Timesは伝えています。
     
    Appleは「Carpool Karaoke」などの独自コンテンツの配信に取り組んではいるものの、成功を収めているとは言い難い状況です。またApple TVも、競合するRoku、AmazonのFire TV、GoogleのChromecastに市場シェアを奪われています。
     
    しかし9月12日のイベントでは、4Kコンテンツに対応する第5世代Apple TVの発表が見込まれています。またAppleは来年度のコンテンツ制作費用として、10億ドルという巨額な予算を組んでいると報じられており、今後さらにコンテンツ事業に力を入れていくと見られています。
     
     
    Source:Financial Times via MacRumors
    Photo:The Culver Studios
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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