4〜6月に出荷されたスマートウォッチの約半数がApple Watchだった!?
2017年第2四半期(4〜6月)に世界全体で出荷されたスマートウォッチのうち、49.6%と約半数近くをApple Watchが占めていたことがわかりました。米メディアMacRumorsが調査会社IDCから得た情報として公開しています。
2位のSamsungを大きく引き離したApple
IDCは同四半期のApple Watchの出荷本数を340万本と見積もっており、これは2位のSamsungのスマートウォッチ出荷本数80万本(推定)を大きく上回ります。3位は出荷本数推定60万本のGarminでした。
ちなみに調査会社Strategy Analyticsは、2017年4〜6月のApple Watch出荷本数を280本と推測していて、これはIDCより60万本も少ない数字です。
正確な数字を把握しているのはAppleのみということになりますが、AppleはApple WatchをApple TV、AirPods、iPod、Beats製品、その他アクセサリとともに「その他製品」のカテゴリーに含めており、単独での出荷本数や売上は公開していません。
ただし同社第3四半期(4〜6月)決算発表でティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「Apple Watchの売上は6月の四半期に50%以上増えた」と述べています。
ウェアラブルデバイス総合でもApple Watchは2位に
IDCはスマートウォッチを含むウェアラブルデバイスの出荷本数と市場シェアについても調査報告書を発表しています。スマートウォッチよりも機能が限定され、価格も安いフィットネストラッカーなどのウェアラブルデバイスと合わせても、Apple Watchが2016年第2四半期と比べ49.7%増と、大きく市場シェアを伸ばしていることがわかります。
ウェアラブルデバイスの出荷本数では、Appleは2位となっており、首位のXiaomiに肉迫しています。
Appleは9月12日のイベントで、単独でもLTE通信が可能なApple Watch Series 3を発表するといわれています。
Source:MacRumors,IDC
(lunatic)