Apple、コンサル大手Accentureと提携を発表!法人向けビジネス強化

Appleと、コンサルティング企業大手のAccentureは現地時間8月29日、iOSを活用したビジネスソリューション開発のために提携したことを発表しました。Appleにとっては、IBM、SAPに続き法人ユーザーに強みを持つ企業との提携です。
両社合同で専門チームを編成
AppleとAccentureは、共同で提携を発表しました。提携の目的はiOS向けのビジネスソリューションを共同で開発し、企業の生産性向上や収益源創出に貢献すること、と説明しています。
世界各地にあるAccenture Digital Studiosのいくつかで、両社の社員から成る専門部隊が構築されます。
「両社は信じられないようなユーザエクスペリエンスを作り上げるリーダー」
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、今回の提携について以下のコメントを発表しています。
10年前のiPhone、そしてそれに続くiPadの登場以来、Appleは仕事の働き方を変革してきましたが、企業に目を向ければ、まだ私たちの製品を使ってできることのほんの表面をなぞり始めたにすぎないと考えています。
AppleとAccentureはともに、信じられないようなユーザエクスペリエンスを作り上げるリーダーです。私たちが力を合わせば、Appleのテクノロジーのとてつもない能力を利用した素晴らしいソリューションを通じてビジネスの方法を本当に近代化し続けることができます。
IBM、SAPとは提携済み
Appleは、2014年にはIBMと、2016年にはSAPと、法人顧客向けのビジネスアプリ開発を目的に提携関係を結んでいます。
Appleとしては、提携を通じて法人ユーザーを取り込み、法人需要の強いiPadの販売増につなげたい考えとみられます。