Intelの新CPU、次期MacBook Proに搭載もメモリは最大16GBか
Intelは現地時間8月21日、第8世代Core i7とi5プロセッサを発表しました。MacBookやMacBook Proには、次のアップデートで搭載される可能性がありますが、メモリの最大容量は現在と同じ16GBのままとなりそうです。
Kaby Lakeシリーズと共通のアーキテクチャ、次世代Cannon Lakeは年末以降
Intelが発表した第8世代プロセッサは、型番の末尾にUがつく、主にラップトップ向けの省電力性能を重視したモデルです。現行のMacBook、MacBook Proに搭載されている第7世代Kaby Lakeから処理性能が約40%向上し、4K動画再生、動画編集やゲームにも対応する性能を持ちます。
Intelが今回発表したプロセッサは、現行の14nmプロセスで製造されるKaby Lakeとアーキテクチャを共有しています。次世代の10nmプロセスで製造されるCannon Lakeアーキテクチャによる製品は、2017年末から2018年初頭に発表される予定です。
次期MacBook Proに搭載されてもメモリは最大16GBのまま?
MacBookとMacBook Proに、今後のリフレッシュで今回発表されたプロセッサが搭載されたとしても、メモリの最大容量は16GBのままで32GBメモリに対応することはないだろう、と米メディアAppleInsiderが報じています。
Kaby Lakeアーキテクチャのプロセッサは追加のRAMコントローラなしで大容量メモリを扱うことができるLPDDR4をサポートしていないため、というのがその理由です。
6月のWWDC 17でリフレッシュされたMacBookシリーズは、発売当初から好調で、前年同期比17%と出荷台数を大きく伸ばしています。
Source:AppleInsider
(hato)