Apple、小売面積あたりの利益額で世界トップに

Appleの小売店の面積当たり利益額が、1平方フィートあたり5,546ドル(約61万円)で世界トップになった、とアメリカの商業用不動産情報会社CoStarが発表しました。
Apple、面積あたり利益額でトップ
Appleの1平方フィート(約0.09平方メートル、約0.028坪)あたり利益額は5,546ドルで、これは以下の各業種トップ企業の面積当たり利益額と比べても非常に大きいことが分かります。
- 宝石販売Tiffany & Co:2,951ドル(約33万円)
- 米石油小売りMurphy USA:3,721ドル(約41万円)
- スポーツウェア小売りLululemon Athletica:1,560ドル(約17万円)
CoStarによると、全体の平均は325ドル(約36,000円)で、2000年代前半の375ドル(約41,000円)から下落しています。
情報源が異なるので単純比較はできませんが、eMarkterの調査によるとAppleの1平方フィートあたり利益額は2011年に5,626ドル(約62万円)、2012年は6,050ドル(約67万円)でした。
Apple、Fortune 500の利益額ランキングで1位
米Fortune誌が発表する「Fortune 500」の利益額ランキングで、Appleは456億8,700万ドル(約5.12兆円)で1位となっています。なお、年間総収益額ランキングでは、昨年と同じく3位にランクインしています。
約500店舗の直営店を持つAppleは最近、シンガポールや台湾に新規の直営店を開設しているほか、サンフランシスコやニューヨークといった大都市では店舗のリニューアルに伴う床面積の拡大を進めています。
販売価格が1,000ドルを超えると噂されるiPhone8の発売によって、Appleの株価も上昇すると予測されています。