Appleと名門ナポリ大学が共同設置の開発者アカデミー、初の卒業生を輩出

Appleとイタリアのナポリ大学が共同で開設した、開発者向けアカデミーが、初の卒業生を送り出しました。Appleの環境・政策・社会連携担当のリサ・ジャクソン副社長が、卒業生たちを祝福するコメントをTwitterに投稿しています。
授業料無料、最新型のMacBookやiPadも提供
Appleは、2016年1月にイタリアの名門大学であるナポリ大学と共同で、開発者アカデミーを開設することを発表し、同年10月に正式にオープンしていました。
9か月間の授業料はAppleが負担するため、学生は授業料無料であるうえ、最新型のMacBook、iPad、iPhoneが提供されます。
アカデミーでの学習内容は、ソフトウェア開発を中心に、スタートアップ創業、アプリデザインなど、クリエイティビティとコラボレーションを重視した内容となっています。
なお、入学者の国籍は不問で、授業はすべて英語で行われます。
「Today at Apple」でも無料でプログラミング学習が可能
Appleとナポリ大学との共同アカデミーは、インドのベンガルールで今年3月に始動したアプリ開発者支援施設などと並ぶものです。
Appleが今年5月に開始した、Apple Storeで提供する無料プログラム「Today at Apple」でも、プログラミングやビジネススキルを学べるプログラムが提供されています。
Congratulations ? to the first ever graduating class of the Apple Developer Academy in Naples @UninaIT #tuttappost pic.twitter.com/In9KzherGw
— Lisa P. Jackson (@lisapjackson) 2017年6月29日
Source:9to5Mac
(hato)