「iPhone8」の発売はクリスマス前?3Dセンサーが遅れの原因か

    iPhone8 コンセプトデザイン Martin Hajek

    iPhone8 コンセプトデザイン Martin Hajek
     

    iPhone8」の発売時期が遅れるとの新たな予測を、現地時間4月7日、投資銀行Drexel Hamiltonのアナリスト、ブライアン・ホワイト氏が、投資家向けレポートで明らかにしました。

    「iPhone8」、発売遅れの原因は3Dセンサーか

    ホワイト氏は、5.8インチのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載する「iPhone8」は、3Dセンサー関連の問題が原因で、発売が数週間遅れるが、12月のホリデーシーズンには間に合うだろう、と述べています。
     
    ただし、3DセンサーもOLEDディスプレイも搭載しない4.7インチと5.5インチの「iPhone7s」「iPhone7s Plus」と予測されるモデルは、通常どおり9月に注文できるとのことです。

    相次ぐ「iPhone8」の発売遅れ情報

    「iPhone8」は、ディスプレイ上部に3Dセンサーを搭載することで、AR(拡張現実)や精度の高い顔認証が利用可能になると予測されています。
     
    先日、台湾メディア経済日報がフロントデュアルカメラを組み込んだ曲面OLEDディスプレイを本体に圧着する工程での技術的問題が原因で、「iPhone8」の発売が10月から11月になる、と報じたばかりです。
     
    3月末には、「iPhone8」は予約受付直後に在庫が完売し、極度の品薄のため入荷は年末近くになる、とのレポートをBarclaysのアナリストが公開しています。

    OLEDパネルはSamsungが受注、価格は噂ほど高くない?

    最近、AppleがSamsungに「iPhone8」用のOLEDディスプレイを7,000万台ぶん発注したと報じられたほか、両社がOLEDパネルの供給で2年契約を結んだ、とも報じられています。
     
    「iPhone8」は、OLEDディスプレイ採用によるコスト増のため、価格が1,000ドル(約11万円)を超えると噂されていましたが、最近になって「そこまで高くはならない」との予測も発表されています。

     
     
    Source:CNBC
    Photo:Computerbild
    (hato)

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